寺町畑が考えていること


 「農薬や化学肥料は使わない」
 「米・野菜を育て、鶏を飼い、資源を農場の中で循環させる」
 「自分たちの目の届く範囲で、お客さまへ自分で販売する」

    それらは、目的ではなく【手段】です。

 私たちが持続可能な形で、
 これからもこの世界の一員として暮らしてゆくには、
 「シンプルな生き方」に立ち返ることが必要だと考えています。


 

◆持続可能な生き方◆

 
 
私たちは多くの資源を使いながら生きています。

 そしてそれは、この地球が何億年もかけて育んできたもの。

 これから先も私たちが暮らしていくには、生態系の一員として、「持続可能な暮らし方」を探さなければならないと考えてます。


 「何を食べるか」=「どうやって生きてゆくか」

 寺町畑では、生きることの基本である「食べもの」から見つめなおすことを提案しています。
 
 

◆「昔ながらのやり方」を大切にする◆
 

 昔の農業は、農具一つ見ても、環境への負荷が少なく、持続可能な形で行われてきました。

 拡大化・合理化の追求によってその姿は大きく変わってしまい、あちこちで無理が出てきています。
 
 石油や鉱石を輸入し農薬や化学肥料を作るのではなく、人の手と身近な有機物で、地域ごとに循環した形で営まれてきました。


 そこから学ぶことはとても大きく、また百姓として、その知恵や技術を未来に残していくことも大切な役割だと考えています。
 
 


◆できるだけ、私たちのことを知ってください◆
 

 「
どんな野菜なのか」
 「どんな風に育ったのか」
 「誰が育てたのか」
 「その人達が何を考えているのか」

 いまや私たちは、野菜一つにも、数え切れないほどの選択肢を持っています。

 スーパーの野菜も、寺町畑の野菜も、おそらく「生産者」は同じくらいこだわりを持って、自信を持って育てています。

 ただし、育て方や考え方は千差万別です。

 見た目にこだわる、味にこだわる、価格にこだわる、無農薬にこだわる、鮮度にこだわる、安定供給にこだわる、地産地消にこだわる、土にこだわる。


 「どれを選ぶのか」というのは、「どの考え方を応援するか」に直結します。

 そのために、育て方や考え方について、とにかく知ってもらうことが生産者には必要だと考えてます。

 

◆「豊かに暮らす」ということ◆

 
「自分で育てた野菜は美味しい」

 私たちは、少量でも、お客さまにもご自分で食べ物を育てていただければ一番、と思っています。


 それが「いかに豊かな暮らしか」ということを身をもって知っているからです。

 (それができないから、このページを見ていただいているのかもしれませんから、偉そうなことは言えませんが。。。)

 まだまだ半人前の百姓ですが、ご相談いただければ、できるかぎり応援したいと考えています。

 

 
◆これからのために◆
 

 
寺町畑は、遠くのお客さまからもご注文をいただいています。

 とても有り難いことなのですが、私たちのような百姓がもっと増え、皆さまのお近くでも選ぶことができるようになれば、と思います。


 「これからの農業」は、合理化ではなく、多様な百姓こそが必要だと考えています。

 日本の農業は大きな変革期にあり、各地で志を持って挑戦している農家さんもいます。

 しかし、ほぼすべてを農協が介してきた日本の農産物流通の外で、「育てた野菜はあっても売り先がない」と苦しんでいる農家さんが山ほどいるのが現状です。 


 寺町畑ではなくても、各地の挑戦する百姓を、どうか応援してほしいと願っています。